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午前:債券サマリー 先物は反落、長期金利0.250%で横ばい

配信日時:2022/12/15 12:25 配信元:MINKABU
 15日午前の債券市場で、先物中心限月23年3月限は反落。時間外取引で米長期金利が強含みで推移していることが影響した。  債券先物は反落してスタートし一時147円98銭まで売られた。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.50%の利上げが決まり、前回まで4回連続で続けてきた0.75%から利上げ幅を縮小と市場予想通りの内容だった。一方で政策金利見通しが年末まで5%を上回る水準を維持するとしており、これを受けてFOMCが23年以内に利下げに転じるシナリオが後退し、前日の米長期金利は低下した。ただ、その後の時間外取引で米長期金利は強含みで推移しているほか、日銀が来年4月以降の新体制で金融政策の点検を実施することが伝わり、これを受けて金融緩和の修正への思惑から債券先物は軟調に推移した。  午前11時の先物3月限の終値は前営業日に比べ15銭安の148円05銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前営業日に比べ横ばいの0.250%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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