みんかぶニュース 為替・FX

米外為市場サマリー:一時135円99銭に上伸するもパウエル会見受け軟化

配信日時:2022/12/15 07:55 配信元:MINKABU
 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=135円48銭前後と前日に比べ10銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=144円71銭前後と同50銭強のユーロ高・円安だった。  米連邦準備理事会(FRB)は14日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げ幅を0.5%とし、4会合連続で続いた0.75%から縮小した。一方、FOMCメンバーによる2023年末の政策金利見通し(ドットチャート)の中央値は、9月時点の4.6%から5.1%に引き上げられた。これを受けて米金融引き締めの長期化が意識され、ドル円相場は一時135円99銭まで上伸した。ただ、パウエルFRB議長が会見で「十分抑制的な金利水準に近づきつつある」などと発言すると、米長期金利が低下に転じるとともに日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが流入し、134円80銭近辺まで押し戻される場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0682ドル前後と前日に比べて0.0050ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ