NY市場・クローズ

14日のNY市場は下落

配信日時:2022/12/15 06:52 配信元:FISCO
[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;33966.35;-142.29
Nasdaq;11170.89;-85.93
CME225;27890;-190(大証比)

[NY市場データ]

14日のNY市場は下落。ダウ平均は142.29ドル安の33966.35ドル、ナスダックは85.93ポイント安の11170.89で取引を終了した。米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ減速決定期待に買われ、寄り付き後、上昇。11月のインフレ指標の改善を受けて、タカ派色が弱まるとの期待も手伝い、堅調に推移した。午後に入り、FRBがFOMCで想定通り利上げ減速を発表も、パウエル議長はインフレを封じ込めるための利上げの道のりは長いと繰り返したため来年の利下げ観測が後退。FRBスタッフ予測も想定以上にタカ派的な内容となり、一気に下落に転じた。議長が同時に、今後、一段と利上げペースを減速する可能性に言及すると下げ幅を縮小し終了。セクター別では、家庭・パーソナル用品が上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比190円安の27890円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、ホンダ<7267>、HOYA<7741>、セコム<9735>、TDK<6762>、オムロン<6645>、日東電<6988>など、対東証比較(1ドル135.42円換算)で全般軟調。 <FA>

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