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午後:債券サマリー 先物は反発、米債券高の流れが波及

配信日時:2022/12/14 15:49 配信元:MINKABU
 14日の債券市場で、先物中心限月23年3月限は反発。13日に発表された米11月消費者物価指数(CPI)を受け、同日の米長期債相場が反発(金利は低下)した流れを引き継いだ。  注目された11月の米CPIは、前年同月比7.1%の上昇と伸び率は前月の7.7%から縮小し、市場予想(7.3%程度の上昇)も下回った。同日の米市場では米連邦準備理事会(FRB)による利上げが長期化するとの見方が後退するとともに、米長期金利は一時3.4%台に低下し、これが東京市場にも波及。日銀が実施した中長期及び超長期ゾーンを対象とした国債買いオペを無難に通過すると、債券先物は午後に148円27銭まで上伸する場面があった。ただ、日本時間15日未明に発表予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとするムードも強く、引けにかけてはやや上値が重くなった。  先物3月限の終値は前日比15銭高の148円20銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日と同じ0.250%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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