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午後:債券サマリー 先物は反落、売り一巡後は下げ渋るも戻り鈍い

配信日時:2022/12/12 16:46 配信元:MINKABU
 12日の債券市場で、先物中心限月23年3月限は反落。朝方の売りが一巡したあとは下げ渋る動きも見られたが、依然として積極的な買い手掛かりは見当たらないといった状況だった。  前週末9日に発表された経済指標が米景気の強さを示唆するものとなったことを受け、同日の米長期債相場が軟調地合いとなった流れを引き継ぐかたちでスタート。ただ、日経平均株価が反落して始まったことなどが債券相場の下支えとなり、先物は下げ渋る動きとなった。また、あす13日に米11月消費者物価指数(CPI)の発表や13~14日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)などを控えることから売り込みにくさにもつながった。とはいえ、足もとでのドル高・円安傾向で日銀の金融緩和期待が後退しているとあって、債券先物の回復力も弱かった。  先物3月限の終値は前週末比25銭安の148円18銭となった。一方、現物債市場で新発10年債の取引は、午後3時時点でまだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS

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