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午後:債券サマリー 先物は続伸、世界景気の減速懸念で一段高

配信日時:2022/12/07 15:33 配信元:MINKABU
 7日の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸。米国で債券が買われた流れを引き継いで始まり、午後に入ると世界景気の減速懸念から一段高となった。  前日の米長期金利が低下したのは、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ長期化が米経済を悪化させるとの見方が背景。これを受けた東京市場の債券先物は買い優勢でスタートし、その後も日経平均株価の下落を手掛かりに堅調に推移した。昼過ぎに中国税関総署が発表した11月の貿易統計(ドル建て)で、輸出入がともに2カ月連続のマイナスとなったことが明らかになると、リスク回避目的の買いが流入。債券先物は午後に149円19銭まで上伸する場面があった。なお、この日は「残存期間1年超3年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」を対象とする国債買いオペが実施されたが、無難な結果と受け止める向きが多く相場の反応は限定的だった。  先物12月限の終値は前日比31銭高の149円15銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日と同じ0.250%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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