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米外為市場サマリー:米利上げ長期化観測を背景に137円00銭台に切り返す

配信日時:2022/12/07 07:54 配信元:MINKABU
 6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=137円00銭前後と前日に比べ20銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=143円39銭前後と同10銭程度のユーロ安・円高だった。  前日にドル高・円安が急激に進んだ反動からドル売り・円買いが先行し、135円97銭まで軟化する場面があった。ただ、2日に発表された11月の米雇用統計や5日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した11月の非製造業景況感指数が強い内容となったことで、米連邦準備理事会(FRB)の利上げが長期化するとの見方が強く、下値ではドルの押し目買いが入り切り返した。この日の米主要株価指数が下落しリスクオフムードとなるなか、流動性の高いドルが選好されたこともあり、ドル円相場は137円00銭台に上伸した。一方、ユーロが対ドルや対円で軟調だった。欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストであるレーン専務理事がインタビューで「インフレがピークに近づいている可能性が高い」と述べたことを受け、欧州債利回りが低下したことが影響した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0467ドル前後と前日に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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