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午前:債券サマリー 先物は反発、新発10年債の取引成立せず

配信日時:2022/12/05 12:14 配信元:MINKABU
 5日午前の債券市場で、先物12月限は反発。今後の米利上げペースが鈍化するとの見方が根強く、前週末2日の米債券相場が堅調に推移した流れを引き継いだ。  2日に発表された米11月雇用統計で労働需給が引き締まった状態が続いていることを示したことを受けて同日の米長期債相場は売りが先行したものの、買い戻された。米金融引き締めが米景気を冷やすとの懸念が値強いなか、同日の米市場で投資家のリスク回避姿勢が強まった。これを受けた東京市場は、安全資産とされる債券に買いが先行。日経平均株価の不安定な動きも押し上げ要因となり、債券先物は一時149円02銭まで上昇。ただ、今夜米ISM非製造業景気指数の発表や、あす国内で30年債入札の実施を控えていることもあり、買い一巡後は様子見ムードが広がった。  午前11時の先物12月限の終値は前営業日に比べ4銭高の148円98銭となった。なお、現物債市場では、新発10年債の取引がまだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS

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