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ロシュ、アルツハイマー薬の臨床試験ほぼ全て終了 効果得られず

配信日時:2022/12/01 14:12 配信元:REUTERS

[シカゴ 30日 ロイター] - スイス製薬大手ロシュは30日、アルツハイマー病治療薬候補「ガンテネルマブ」について、大部分の臨床試験を終了すると発表した。2つの大規模な後期臨床試験で、症状の進行速度を遅らせる効果が認められなかったため。

同社は11月中旬、この2つの試験で効果が得られなかったことを明らかにしていたが、今回サンフランシスコで開催されているアルツハイマー病臨床試験会議で試験結果の詳細を公表した。

一方、エーザイと米製薬大手バイオジェンは29日、共同開発するアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」の臨床試験で、認知機能の低下を遅らせる効果が示されたと発表した。

エーザイの1年半にわたる試験では、レカネマブ投与群が偽薬(プラセボ)投与群と比較して27%の症状悪化抑制効果を示したが、ロシュが2年間実施してきた「グラデュエート1」、「グラデュエート2」という2つの試験ではこの割合がそれぞれ8%、6%と早期アルツハイマー病の患者に対して統計的に優位な効果が認められなかった。

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