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米経済、来年後半に緩やかな景気後退入り=JPモルガン

配信日時:2022/11/17 18:40 配信元:REUTERS

[17日 ロイター] - 米JPモルガンのエコノミストは、米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを継続するため、米経済は来年後半に「緩やかなリセッション(景気後退)」に入るとの見通しを示した。

成長率は来年第4・四半期までにマイナス0.5%となり、2024年に入ってもマイナス成長が続く可能性があると予想した。23年の国内総生産(GDP)伸び率は1%へ縮小し、22年の見通しのほぼ半分になるとしている。

FRBは来年3月までにさらに100ベーシスポイント(bp)の利上げを行うとし、12月に50bp、2月と3月にそれぞれ25bpの利上げを予想した。

消費者物価指数(CPI)上昇率は23年末までに4.1%へ低下し、個人消費支出(PCE)価格指数も来年は伸び率が3.4%へ鈍化するとした。

米経済は総需要が減速し、24年半ばまでに100万人以上の雇用が失われる恐れがあると指摘。FRBは24年第2・四半期から四半期ごとに50bpの利下げを行う可能性があるとの見方を示した。

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