寄り付き概況

日経平均は14円高でスタート、レーザーテックや東エレクなどが上昇

配信日時:2022/11/14 09:29 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28277.64;+14.07TOPIX;1974.87;-2.89


[寄り付き概況]

 11月14日の日経平均は前週末比14.07円高の28277.64円と小幅ながら続伸でスタート。11日の米国市場でダウ平均は32.49ドル高の33747.86ドル、ナスダックは209.18ポイント高の11323.33で取引を終了。中国のコロナ規制緩和を好感し寄り付きから買いが先行。一方、11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を下回ったことや、暗号資産取引所FTXが国内で破産法適用申請を明らかにし同資産市場が下落したことが警戒され一時下落に転じた。ただ、利上げペース減速の思惑が根強く、金利先高観の後退でハイテク株の続伸が市場を支え、ダウ平均は再び上昇。また、ドル安による企業の収益改善を期待する買いも根強く、主要株価指数は引けにかけ一段高となり終了した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円安の28120円。本日の日経平均はやや買い先行でスタートしたが、その後は小幅マイナス圏に沈む場面も。寄り付き段階では想定よりしっかりだったとはいえ、出資するFTXの破綻影響も警戒されているソフトバンクG<9984>なども指数の重石となるなか、下げ幅をやや広げる展開に。

 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、資生堂<4911>、東邦チタニウム<5727>、エムスリー<2413>などが上昇する反面、オリンパス<7733>、東芝<6502>、三菱重<7011>、第一三共<4568>
などが下落。業種別では、建設、情報通信、銀行などが下落率上位で推移。

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