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米国債の相互直接取引を支持、規制当局が大手銀行依存脱却目指す

配信日時:2022/11/11 08:55 配信元:REUTERS

[10日 ロイター] - 米規制当局は米国債取引の拡大を目指している。10日に公表された連邦政府報告書で明らかにされた。数十年にわたって24兆ドル規模の市場を支配してきた大手銀行からのパワーシフトにつながる可能性がある。

「米財務省証券市場監視に関する省庁間ワーキンググループ(IAWG)」の報告書は、規制当局が大手銀行に頼るのではなく、買い手と売り手が互いに国債を直接取引するというコンセプト「オール・ツー・オール」取引を支持しているとした。

このような取引形態は、株式、オプション、先物を含むいくつかの資産クラスで存在している。

報告書には、流通市場取引に関するデータの収集・公開を改善する提案も含まれている。

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