米ビレッジＭＤ、サミット・ヘルスとの統合で近く合意へ＝ＷＳＪ

［６日　ロイター］ - 米ドラッグストア大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス傘下のヘルスケアプロバイダー、ビレッジＭＤが、サミット・ヘルスとの統合で近く合意すると米紙ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が６日、関係筋の話として伝えた。取引規模は債務を含め約９０億ドル。

統合後の会社には米医療保険大手シグナも出資する見通し。

ウォルグリーンは、店舗でのプライマリーヘルスケアサービスを拡大するため、昨年１０月にビレッジＭＤに５２億ドルを出資した。ビレッジＭＤは１５の市場で２００以上の拠点を持つ。

サミット・ヘルスは、米国で診療所チェーンを運営するシティーＭＤを傘下に持ち、投資会社のウォーバーグ・ピンカスが出資。従業員数は１万３０００人以上、３７０超の拠点で事業を展開している。

ウォルグリーン・ブーツ、シグナ、サミット・ヘルスは、通常の営業時間外であることから、今のところロイターのコメント要請に応答していない。ビレッジＭＤには現時点で接触できていない。