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ステランティス、第3四半期は29%増収 半導体不足が改善

配信日時:2022/11/04 11:56 配信元:REUTERS

[ミラノ 3日 ロイター] - 欧米自動車大手ステランティスが3日に発表した第3・四半期決算は29%の増収となった。半導体不足が改善したことが販売台数を押し上げた。

ただ、欧州の物流を中心に、半導体以外のサプライチェーン(供給網)の制約から影響を受けたとした。

リチャード・パーマー最高財務責任者(CFO)は、欧州では供給網の問題が原因で強い受注状況を販売に結び付けられなかったと指摘。第4・四半期に解消を目指すと語った。

純売上高は421億ユーロ(413億ドル)と、ロイターがまとめたアナリスト予想の409億ユーロを上回った。

強気の価格設定や好ましい為替動向も増収に寄与したという。

フィアットやプジョーなどのブランドを擁するステランティスのグループ全体の出荷台数は13%増の128万1000台となった。

世界全体のバッテリー電気自動車(EV)販売台数は41%増え、6万8000台となった。

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