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米労働生産性、第3四半期0.3%上昇 単位労働コストも上昇続く

配信日時:2022/11/03 23:47 配信元:REUTERS

[ワシントン 3日 ロイター] - 米労働省が4日発表した2022年第3・四半期の非農業部門の労働生産性は年率換算で前期比0.3%上昇と、市場予想を下回った。ロイターがまとめた市場予想は0.6%上昇だった。ただ、依然として労働コストの上昇圧力が続き、インフレ率が高止まりする可能性を示している。

前年同期比では1.4%低下した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により労働人口構成が大きく変化したため、生産性の測定は困難になっている。

第2・四半期は4.1%低下で修正はなかった。

労働時間は2.4%増加。第2・四半期は2.9%増だった。

単位労働コストは3.5%増。第2・四半期は8.9%増だった。第3・四半期は前年同期比では6.1%増となった。

時間当たりの労働報酬は3.8%増。前年同期比は4.7%増だった。

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