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イチネンホールディングス---2Qは増収増益、主力の自動車リース関連事業が順調に推移
配信日時:2022/11/02 15:44
配信元:FISCO
イチネンホールディングス<9619>は10月31日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前期比4.6%増の617.72億円、営業利益が同4.1%増の49.16億円、経常利益が同7.2%増の51.38億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同5.3%増の32.26億円となった。
自動車リース関連事業の売上高は前年同期比11.1%増の297.59億円、セグメント利益は同36.0%増の38.56億円となった。2022年9月末現在リース契約台数は91,551台(前期末比1,578台増)となり、リース契約高は198.20億円(前年同期比4.1%増)、リース未経過契約残高は859億円(前期末比2.2%増)となった。自動車メンテナンス受託は、同社グループ独自の自動車整備工場ネットワークによる高品質なメンテナンスサービスを強みとしながら、更なる契約台数、契約残高の増加に努めた結果、メンテナンス受託契約台数は84,570台(前期末比1,595台増)となり、メンテナンス受託契約高は32.31億円(前年同期比6.0%増)、メンテナンス未経過契約残高は87.34億円(前期末比1.2%増)となった。燃料販売は、主に自動車用燃料給油カードにおいて、低燃費車の普及により需要が減少傾向にあるが、既存顧客へのサービス向上並びに新規顧客の獲得に注力した。販売面では、リース並びに自動車メンテナンス受託は契約台数が順調に推移した。また、燃料販売も販売数量が順調に推移した。
ケミカル事業の売上高は前年同期比3.5%増の57.17億円、セグメント利益は同19.9%減の5.09億円となった。販売面では、化学品関連の自動車整備工場向けケミカル製品及び機械工具商向けケミカル製品の販売並びに工業薬品関連の燃料添加剤の販売は順調に推移した。一方、工業薬品関連の石炭添加剤の販売並びに一般消費者向けケミカル製品の販売は減少した。
パーキング事業の売上高は前年同期比25.4%増の33.76億円、セグメント利益は4.62億円(前年同期は1.93億円の利益)となった。2022年9月末現在駐車場管理件数は1,779件(前期末比63件増)、管理台数は37,646台(前期末比496台増)となった。販売面では、新規駐車場の開発が順調に進み、また、既存駐車場の継続的な収益改善活動の効果もあり、販売が増加した。また、前年度に新たに連結子会社となったオートリが販売増加に寄与した。
機械工具販売事業の売上高は前年同期比1.9%増の178.87億円、セグメント利益は同29.0%減の3.50億円となった。販売面では、自動車部品及び産業資材並びに産業機械部品等の販売は順調に推移したが、空調工具及び計測工具の販売は減少した。
合成樹脂事業の売上高は前年同期比32.7%減の45.80億円、セグメント損失は2.35億円(前年同期は5.96億円の利益)となった。販売面では、前期に遊技機の新基準機への移行に伴う入替需要が増加したことの反動により、遊技機メーカーへの合成樹脂製品の販売が大幅に減少した。また、科学計測器の販売並びに半導体実装装置メーカー等へのセラミックヒーターの販売も減少した。
その他事業の売上高は9.50億円(前年同期は1.41億円の売上高)、セグメント損失は0.37億円(同0.44億円の損失)となった。販売面では、農業において、農作物の販売数量が減少したが、販売単価は上昇した。また、前年度に新たに連結子会社となった新光硝子工業及び新生ガラスが販売増加に寄与した。
2023年3月期通期については、売上高が前期比1.1%増の1,220.00億円、営業利益が同11.2%減の76.60億円、経常利益が同11.8%減の77.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.6%減の48.80億円とする8月1日に公表した連結業績予想を据え置いている。
<SI>
自動車リース関連事業の売上高は前年同期比11.1%増の297.59億円、セグメント利益は同36.0%増の38.56億円となった。2022年9月末現在リース契約台数は91,551台(前期末比1,578台増)となり、リース契約高は198.20億円(前年同期比4.1%増)、リース未経過契約残高は859億円(前期末比2.2%増)となった。自動車メンテナンス受託は、同社グループ独自の自動車整備工場ネットワークによる高品質なメンテナンスサービスを強みとしながら、更なる契約台数、契約残高の増加に努めた結果、メンテナンス受託契約台数は84,570台(前期末比1,595台増)となり、メンテナンス受託契約高は32.31億円(前年同期比6.0%増)、メンテナンス未経過契約残高は87.34億円(前期末比1.2%増)となった。燃料販売は、主に自動車用燃料給油カードにおいて、低燃費車の普及により需要が減少傾向にあるが、既存顧客へのサービス向上並びに新規顧客の獲得に注力した。販売面では、リース並びに自動車メンテナンス受託は契約台数が順調に推移した。また、燃料販売も販売数量が順調に推移した。
ケミカル事業の売上高は前年同期比3.5%増の57.17億円、セグメント利益は同19.9%減の5.09億円となった。販売面では、化学品関連の自動車整備工場向けケミカル製品及び機械工具商向けケミカル製品の販売並びに工業薬品関連の燃料添加剤の販売は順調に推移した。一方、工業薬品関連の石炭添加剤の販売並びに一般消費者向けケミカル製品の販売は減少した。
パーキング事業の売上高は前年同期比25.4%増の33.76億円、セグメント利益は4.62億円(前年同期は1.93億円の利益)となった。2022年9月末現在駐車場管理件数は1,779件(前期末比63件増)、管理台数は37,646台(前期末比496台増)となった。販売面では、新規駐車場の開発が順調に進み、また、既存駐車場の継続的な収益改善活動の効果もあり、販売が増加した。また、前年度に新たに連結子会社となったオートリが販売増加に寄与した。
機械工具販売事業の売上高は前年同期比1.9%増の178.87億円、セグメント利益は同29.0%減の3.50億円となった。販売面では、自動車部品及び産業資材並びに産業機械部品等の販売は順調に推移したが、空調工具及び計測工具の販売は減少した。
合成樹脂事業の売上高は前年同期比32.7%減の45.80億円、セグメント損失は2.35億円(前年同期は5.96億円の利益)となった。販売面では、前期に遊技機の新基準機への移行に伴う入替需要が増加したことの反動により、遊技機メーカーへの合成樹脂製品の販売が大幅に減少した。また、科学計測器の販売並びに半導体実装装置メーカー等へのセラミックヒーターの販売も減少した。
その他事業の売上高は9.50億円(前年同期は1.41億円の売上高)、セグメント損失は0.37億円(同0.44億円の損失)となった。販売面では、農業において、農作物の販売数量が減少したが、販売単価は上昇した。また、前年度に新たに連結子会社となった新光硝子工業及び新生ガラスが販売増加に寄与した。
2023年3月期通期については、売上高が前期比1.1%増の1,220.00億円、営業利益が同11.2%減の76.60億円、経常利益が同11.8%減の77.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.6%減の48.80億円とする8月1日に公表した連結業績予想を据え置いている。
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