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外為サマリー:146円40銭台で推移、日銀緩和維持で円売りが加速する場面も

配信日時:2022/10/28 15:26 配信元:MINKABU
 28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=146円42銭前後と前日の午後5時時点に比べて70銭程度のドル高・円安となっている。  欧州中央銀行(ECB)の利上げ鈍化観測からユーロ売り・ドル買いが優勢となるなか、この流れが波及するかたちで円売り・ドル買いが先行。きょうは週末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすかったこともドル円相場を押し上げた。仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過すると上値が重くなったが、日銀金融政策決定会合で大規模な金融緩和策を維持する方針が伝えられると一時146円84銭まで上伸。インフレ抑制に向けて利上げを続ける欧米との金融政策の方向性の違いが意識された。ただ、夕方に行われる黒田総裁の記者会見を見極めたいとする向きも多く、ドル買い・円売りは広がらなかった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9974ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0090ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=146円04銭前後と同60銭強のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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