東京マーケット・サマリー(27日)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 145.71/73 1.0064/68 146.67/71
NY午後5時 146.35/38 1.0077/81 147.59/63
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の145円後半。米利上げ観測の後退で売りが勢いづき、一時145.11円と政府・日銀が円買い介入を行った21日以来の安値を付けた。市場では「150円を超えたことでいったんドル高はピークアウトした可能性がある」(外銀)との声が出ている。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27345.24 -86.60 27407.23 27,330.79─27,450.26
TOPIX 1905.56 -12.65 1916.86 1,905.48─1,916.86
プライム指数 980.54 -6.52 985.71 980.54─985.71
スタンダード指数 987.69 -2.84 990.44 987.65─990.44
グロース指数 950.59 -0.59 948.36 947.04─956.06
東証出来高(万株) 107864 東証売買代金(億円) 26894.12
東京株式市場で日経平均は、前営業日比86円60銭安の2万7345円24銭と4日ぶりに反落して取引を終えた。米大手ハイテク企業のさえない決算やドル/円の下落が重しとなった。一方、米長期金利の上昇が一服する中、グロース(成長)株を物色する動きもみられ、強弱感が対立した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが484銘柄(26%)、値下がりは1273銘柄(69%)、変わらずは80銘柄(4%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.056
ユーロ円金先(22年12月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.056%になった。前営業日(マイナス0.060%)から上昇した。「週末前に前倒しで調達の動きが出ている」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年12月限 148.66 (+0.34)
安値─高値 148.50─148.75
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.250% (変わらず)
安値─高値 0.250─0.250%
国債先物中心限月12月限は前営業日比34銭高の148円66銭と続伸して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.250%。カナダ銀行(BOC、中央銀行)の利上げ幅が市場予想を下回ったことで、海外金利が低下し、円債も買い優勢の展開となったが、超長期債は不安定な動きが続いた。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.19─0.09
3年物 0.24─0.14
4年物 0.29─0.19
5年物 0.34─0.24
7年物 0.47─0.37
10年物 0.64─0.54