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独消費者信頼感指数、11月はマイナス41.9 小幅改善=GfK

配信日時:2022/10/27 15:52 配信元:REUTERS

[ベルリン 27日 ロイター] - ドイツの市場調査グループGfKが27日発表した11月の独消費者信頼感指数はマイナス41.9と前月から小幅改善した。これまで4カ月連続で過去最低を更新していたが、今回の上昇でトレンドが反転したかはまだ見通せない。

11月の消費者信頼感指数はロイターがまとめたアナリスト予想と一致した。10月はマイナス42.8へ下方修正された。

GfKの消費者部門を担当するロルフ・ビュルクル氏は「トレンド反転について言及することは現時点では時期尚早だ」とし「消費者心理は依然として非常に緊迫した状況にある」と指摘した。

インフレ率は2桁台で、エネルギー供給の安全性に対する不安も強い中、「現在の安定化が続くのか、それともこれから冬を迎えることを踏まえて状況のさらなる悪化を懸念する理由があるのか、まだ分からない」と述べた。

サブ指数の中で経済見通しを示す指数が唯一低下しマイナス22.2となった。前月はマイナス21.9だった。

調査は10月6─17日に行った。

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