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東京株式(前引け)=反発、米金融引き締め姿勢緩むとの思惑が追い風に

配信日時:2022/10/24 11:49 配信元:MINKABU
 24日前引けの日経平均株価は前営業日比266円37銭高の2万7156円95銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は5億4985万株、売買代金概算は1兆4297億円。値上がり銘柄数は1178、対して値下がり銘柄数は592、変わらずは67銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は前週末の米国株市場でNYダウなど主要株指数が大きく買われたことを好感する形でリスク選好の地合いとなった。FRBが年内にも金融引き締め姿勢を緩めるとの観測が浮上したことで、米株市場では投資家のセンチメントが改善しており、東京市場でもこれを引き継ぐ格好となった。日経平均は寄り付きで2万7000円台を回復したが、その後先物を絡め一段高に買われ、一時は400円を超える上昇をみせる場面もあった。ただ、その後は戻り待ちの売りを受けて上げ幅を縮小している。  個別ではきょうも群を抜く売買代金をこなしているレーザーテック<6920.T>が上値追いを続け、東京エレクトロン<8035.T>も買われるなど半導体主力株に物色の矛先が向いている。ソフトバンクグループ<9984.T>も買い一巡後は伸び悩んだが一時約半年ぶりに年初来高値を更新した。このほか、日本郵船<9101.T>をはじめ海運大手への買いが目立つ。ラクス<3923.T>が商いを伴い値を飛ばし、タツモ<6266.T>も大幅高。半面、ファーストリテイリング<9983.T>が軟調、エーザイ<4523.T>も売りに押された。JR東海<9022.T>など電鉄株も目先利食い優勢に。ギフティ<4449.T>が急落、西松屋チェーン<7545.T>、マツキヨココカラ&カンパニー<3088.T>などの下げも目立った。 出所:MINKABU PRESS

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