NY市場・クローズ

21日のNY市場は上昇

配信日時:2022/10/24 06:30 配信元:FISCO
[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;31082.56;+748.97
Nasdaq;10859.71;+244.87
CME225;27110;(大証比)

[NY市場データ]

21日のNY市場は上昇。ダウ平均は748.97ドル高の31082.56ドル、ナスダックは244.87ポイント高の10859.71で取引を終了した。10年債利回りが2007年来の高水準となるなど長期金利の上昇を警戒し寄り付き後、下落。その後、連邦準備制度理事会(FRB)の伝達手段の一つとしても知られるウォールストリート・ジャーナル紙が、FRBが11月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%利上げ後、利上げペース減速を協議する可能性を報じたため、12月FOMCでの小幅利上げの思惑が強まり、金利が低下に転じると主要株式指数は上昇に転じた。サンフランシスコ連銀のデイリー総裁の「より小幅な利上げを計画し始めるべき」との発言も手伝い引けにかけて上げ幅を拡大し終了。セクター別では素材、自動車・自動車部品が上昇した一方で、電気通信サービスが下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の27110円。ADRの日本株はソニーG<6758>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、HOYA<7741>、富士フイルム<4901>、コマツ<6301>、エーザイ<4523>、資生堂<4911>、TDK<6762>、オムロン<6645>など、対東証比較(1ドル147.65円換算)で全般堅調。
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