NY市場・クローズ

21日のNY市場は反発

配信日時:2022/10/22 09:42 配信元:FISCO
[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;31082.56;+748.97
Nasdaq;10859.72;+244.88
CME225;27110;+210(大証比)

[NY市場データ]

21日のNY市場は反発。ダウ平均は748.97ドル高の31,082.56ドル、ナスダックは244.87ポイント高の10,859.71で取引を終了した。10年債利回りが2007年来の高水準を更新するなど長期金利の上昇を警戒し序盤は下落。その後、連邦準備制度理事会(FRB)の伝達手段の一つとしても知られるウォールストリート・ジャーナル紙が、FRBが11月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75ptの利上げを行った後、利上げペース減速を協議する可能性を報じたため、12月FOMCでの利上げ幅縮小の思惑が強まり、金利が低下に転じるに伴い主要株価指数は上昇に転じた。サンフランシスコ連銀のデーリー総裁の「より小幅な利上げを計画し始めるべき」との発言も手伝い、引けにかけて上げ幅を拡大して終了した。セクター別では素材、自動車・自動車部品が上昇した一方で、電気通信サービスが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の27110円。ADR市場では、対東証比較(1ドル147.65円換算)でトヨタ自<7203>、デンソー<6902>、日東電工<6988>などが下落したものの、伊藤忠<8001>、HOYA<7741>、みずほFG<8411>などが上昇するなど、全般は買い優勢となった。 <YN>

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