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東京株式(大引け)=853円高と5日ぶり急反発、全面高で2万7000円台回復
配信日時:2022/10/14 15:50
配信元:MINKABU
14日の東京株式市場では日経平均株価が5日ぶりに急反発。売り方の買い戻しが入り、全面高となるなか2万7000円台を回復した。
大引けの日経平均株価は前日比853円34銭高の2万7090円76銭。プライム市場の売買高概算は13億1931万株。売買代金概算は3兆2061億円となった。値上がり銘柄数は1751と全体の約95%、値下がり銘柄数は61、変わらずは25銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウが827ドル高と急反発し3万ドルを回復した。米9月消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回る上昇率となったが、米株式市場には売り方の買い戻しが流入し急上昇した。NYダウの上昇を受け、この日の東京市場では日経平均株価が急反発。プライム市場の9割超が上昇し、日経平均株価は4日ぶりに2万7000円台を回復した。金融や鉄道、百貨店など内需株が堅調なほか、為替市場では1ドル=147円半ばへ32年ぶりの円安が進行するなか半導体を含む輸出関連株なども堅調に推移した。
個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>が高く、トヨタ自動車<7203.T>や任天堂<7974.T>、ソニーグループ<6758.T>もしっかり。決算内容が評価されファーストリテイリング<9983.T>や良品計画<7453.T>、竹内製作所<6432.T>などが値を飛ばした。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>やJR東日本<9020.T>、三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>なども堅調だった。
半面、東芝<6502.T>や三井ハイテック<6966.T>、マツキヨココカラ&カンパニー<3088.T>が安く、日本ハム<2282.T>やM&A総合研究所<9552.T>が値を下げた。
出所:MINKABU PRESS
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