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マイクロソフト、英競争当局はソニーの申し立てから影響と主張

配信日時:2022/10/13 09:25 配信元:REUTERS

[ロンドン 12日 ロイター] - 米マイクロソフトは、英国の競争・市場庁(CMA)が同社のアクティビジョン・ブリザード買収計画の詳細な調査に行うにあたり、ソニーからの異議申し立て、特にアクティビジョンの人気ゲーム「コール・オブ・デューティー」についての「見当違いな」懸念に影響されているとの見解を示した。

マイクロソフトは、CMAが「適切な水準の批判的な検討」を行うことなく、ソニーの訴えを採用したと主張。ソニーの「プレイステーション」は20年以上にわたり家庭用ゲーム機最大手の座を維持しており、1つの作品を失うことでその優位性が脅かされるとは信じられないとした。

「調査付託の決定は、ソニーがコール・オブ・デューティーの重要性を著しく誇張して競争への自社の明確な能力を無視した勝手な主張に誤って依拠している」と訴えた。

マイクロソフトはコール・オブ・デューティーをプレイステーション向けに発売し続けることを約束したという。

一方、ソニー・プレイステーションの広報担当者は、マイクロソフトによるアクティビジョン買収は「競争、ゲーム業界、ゲーム利用者のいずれにとっても良くない」という見解を改めて示した。

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