NY市場・クローズ

10日のNY市場は下落

配信日時:2022/10/11 06:23 配信元:FISCO
[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;29202.88;-93.91
Nasdaq;10542.10;-110.30
CME225;26665;-435(大証比)

[NY市場データ]

10日のNY市場は下落。ダウ平均は93.91ドル安の29202.88ドル、ナスダックは110.30ポイント安の10542.10で取引を終了した。売られ過ぎ感などから押し目買いが先行し、寄り付き後、上昇。しかし、シカゴ連銀のエバンス総裁のタカ派発言を受け、11月連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ観測が一段と強まり売りが再燃し下落に転じた。さらに、高インフレを受けた主要企業の低調な四半期企業決算を警戒した売りや、ロシアがウクライナのキーウなどへの都市攻撃を再び激化させたことによる地政学的リスク上昇も更なる売り圧力となり、一段安。引けにかけて、ブレイナードFRB副議長が引き締めの必要性と同時に、市場や世界経済に不透明性が強まった場合の政策修正の可能性などに言及したため安心感から買戻しが優勢となり、下げ幅を縮小し終了した。セクター別では保険や資本財が上昇した一方で、半導体・同製造装置、エネルギーが下落。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比435円安の26665円。ADRの日本株はソニーG<6758>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、デンソー<6902>、HOYA<7741>、富士通<6702>、資生堂<4911>、TDK<6762>、日東電<6988>など、対東証比較(1ドル145.75円換算)で全般軟調。 <FA>

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