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BBT Research Memo(6):2022年7月に保有資産を売却。資金はM&Aを含めた成長投資に投下する予定
配信日時:2022/09/28 16:36
配信元:FISCO
■業績動向
2. 財務状況と経営指標
2023年3月期第1四半期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比196百万円増加の9,051百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では売掛金が111百万円減少した一方で現金及び預金が369百万円増加した。固定資産では有形固定資産が50百万円、のれんが35百万円、長期前払費用が26百万円それぞれ減少した。なお、ビジネス・ブレークスルー<2464>は2022年7月に熱海に保有していたホテル・研修施設(帳簿価額1,374百万円)を24億円で売却し、約10億円の譲渡益が発生する見込みであることを発表している。売却により得た資金についてはM&Aを含めた今後の成長投資に充当する計画である。
負債合計は前期末比352百万円増加の4,777百万円となった。有利子負債が435百万円減少した一方で、契約負債が750百万円増加したことによる。契約負債については、ラットフォームサービス事業において新スクールイヤー(8月~7月)のための授業料等が増加した季節要因によるものだが、前年同期との比較においても生徒数増加に伴い130百万円増加した。また、純資産合計は前期末比155百万円減少の4,273百万円となった。配当金支出により利益剰余金が157百万円減少したことによる。
経営指標を見ると、自己資本が減少した一方で、負債が増加したため自己資本比率は47.0%に低下したものの、季節要因によるもので、有利子負債の減少も進んでいることから財務内容は健全な状況と判断される。また、第2四半期以降は保有資産の売却効果により、自己資本比率や有利子負債比率はさらに改善するものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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2. 財務状況と経営指標
2023年3月期第1四半期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比196百万円増加の9,051百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では売掛金が111百万円減少した一方で現金及び預金が369百万円増加した。固定資産では有形固定資産が50百万円、のれんが35百万円、長期前払費用が26百万円それぞれ減少した。なお、ビジネス・ブレークスルー<2464>は2022年7月に熱海に保有していたホテル・研修施設(帳簿価額1,374百万円)を24億円で売却し、約10億円の譲渡益が発生する見込みであることを発表している。売却により得た資金についてはM&Aを含めた今後の成長投資に充当する計画である。
負債合計は前期末比352百万円増加の4,777百万円となった。有利子負債が435百万円減少した一方で、契約負債が750百万円増加したことによる。契約負債については、ラットフォームサービス事業において新スクールイヤー(8月~7月)のための授業料等が増加した季節要因によるものだが、前年同期との比較においても生徒数増加に伴い130百万円増加した。また、純資産合計は前期末比155百万円減少の4,273百万円となった。配当金支出により利益剰余金が157百万円減少したことによる。
経営指標を見ると、自己資本が減少した一方で、負債が増加したため自己資本比率は47.0%に低下したものの、季節要因によるもので、有利子負債の減少も進んでいることから財務内容は健全な状況と判断される。また、第2四半期以降は保有資産の売却効果により、自己資本比率や有利子負債比率はさらに改善するものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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