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AndDo Research Memo(7):成長事業へリソースを集中することでさらなる高収益体質へ
配信日時:2022/09/22 15:07
配信元:FISCO
■中長期の成長戦略
And Doホールディングス<3457>は2022年3月、一層の成長と発展による企業価値向上を目指し、2025年6月期を最終年度とする3ヶ年中期経営計画を策定した。これまで積極投資を行ってきたフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業に加え、不動産売買事業を成長強化事業として位置付け、(1) 成長強化事業のさらなる拡大、(2) 「不動産×金融」サービスの深化、(3) 高収益体質化の促進を成長戦略とした。数値目標としては、2025年6月期に売上高518.1億円、営業利益41.7億円、経常利益40.0億円、経常利益率7.7%、親会社株主に帰属する当期純利益26.4億円を掲げている。
(1) 成長強化事業のさらなる拡大
これまで積極投資を行ってきたフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業のさらなる成長に加え、不動産売買事業も収益源として堅持することで、2025年6月期の売上高成長率25.2%(2022年6月期比)、経常利益成長率35.7%(同)を目指す。
a) フランチャイズ事業
売買仲介店舗数1位の実績を基盤に、首都圏を中心に開発を強化することで、2025年6月期に売上高41.8億円(2022年6月期比23.4%増)、営業利益29.0億円(同26.0%増)、累計加盟店舗数865店舗(2022年6月期末比182店舗増)を目指す。
b) ハウス・リースバック事業
人員及び広告費を投下し、加速度的に事業を拡大することで、2025年6月期に売上高214.2億円(2022年6月期比47.4%増)、営業利益28.3億円(同64.8%増)、年間仕入契約数1,440件(2022年6月期末比350件増)を目指す。また、月間仕入契約件数については、2025年6月期までに150件ペースに拡大する方針だ。
c) 金融事業
引き続き、リバースモーゲージ保証事業に注力する方針だ。提携金融機関の新規開拓に注力するほか、既存の提携金融機関と新規顧客開拓を推進することで、2025年6月期に売上高14.1億円(2022年6月期比83.8%増)、営業利益6.0億円(同338.0%増)、リバースモーゲージ累計保証残高506億円(2022年6月期末比474.7%増)を目指す。また、提携金融機関数については、2025年6月期までに100行に拡大する方針だ。
d) 不動産売買事業
資産の回転率を維持しつつ、仕入強化によって商品在庫の充実を図ることで、2025年6月期に売上高207.6億円(2022年6月期比12.6%増)、営業利益18.0億円(同6.4%増)、棚卸資産残高140億円(2022年6月期末比13.2%減)を目指す。
(2) 「不動産×金融」サービスの深化
金融サービスと不動産事業を連携させ、事業間シナジーを強化することで、さらなる事業拡大を目指す。具体的には、リバースモーゲージ保証事業で保証不動産処分時の収益獲得スキームを構築するほか、住宅ローン困窮者向けなど顧客ニーズの開拓を推進する。併せて、その他不動産事業で入口(資金ニーズ)と出口(不動産処分)の事業間シナジーを強化する。
(3) 高収益体質化の促進
DX推進による業務効率化、成長強化事業への投資拡大、事業ポートフォリオの最適化を推進することで、高収益体質化を促進していく。
なお、フロー事業については横ばいの計画だ。不動産流通事業は2025年6月期に売上高20.4億円(2022年6月期比12.2%減)、営業利益6.4億円(同12.3%減)、リフォーム事業は売上高27.0億円(同1.6%増)、営業利益2.3億円(同17.9%増)としている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
<YM>
And Doホールディングス<3457>は2022年3月、一層の成長と発展による企業価値向上を目指し、2025年6月期を最終年度とする3ヶ年中期経営計画を策定した。これまで積極投資を行ってきたフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業に加え、不動産売買事業を成長強化事業として位置付け、(1) 成長強化事業のさらなる拡大、(2) 「不動産×金融」サービスの深化、(3) 高収益体質化の促進を成長戦略とした。数値目標としては、2025年6月期に売上高518.1億円、営業利益41.7億円、経常利益40.0億円、経常利益率7.7%、親会社株主に帰属する当期純利益26.4億円を掲げている。
(1) 成長強化事業のさらなる拡大
これまで積極投資を行ってきたフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業のさらなる成長に加え、不動産売買事業も収益源として堅持することで、2025年6月期の売上高成長率25.2%(2022年6月期比)、経常利益成長率35.7%(同)を目指す。
a) フランチャイズ事業
売買仲介店舗数1位の実績を基盤に、首都圏を中心に開発を強化することで、2025年6月期に売上高41.8億円(2022年6月期比23.4%増)、営業利益29.0億円(同26.0%増)、累計加盟店舗数865店舗(2022年6月期末比182店舗増)を目指す。
b) ハウス・リースバック事業
人員及び広告費を投下し、加速度的に事業を拡大することで、2025年6月期に売上高214.2億円(2022年6月期比47.4%増)、営業利益28.3億円(同64.8%増)、年間仕入契約数1,440件(2022年6月期末比350件増)を目指す。また、月間仕入契約件数については、2025年6月期までに150件ペースに拡大する方針だ。
c) 金融事業
引き続き、リバースモーゲージ保証事業に注力する方針だ。提携金融機関の新規開拓に注力するほか、既存の提携金融機関と新規顧客開拓を推進することで、2025年6月期に売上高14.1億円(2022年6月期比83.8%増)、営業利益6.0億円(同338.0%増)、リバースモーゲージ累計保証残高506億円(2022年6月期末比474.7%増)を目指す。また、提携金融機関数については、2025年6月期までに100行に拡大する方針だ。
d) 不動産売買事業
資産の回転率を維持しつつ、仕入強化によって商品在庫の充実を図ることで、2025年6月期に売上高207.6億円(2022年6月期比12.6%増)、営業利益18.0億円(同6.4%増)、棚卸資産残高140億円(2022年6月期末比13.2%減)を目指す。
(2) 「不動産×金融」サービスの深化
金融サービスと不動産事業を連携させ、事業間シナジーを強化することで、さらなる事業拡大を目指す。具体的には、リバースモーゲージ保証事業で保証不動産処分時の収益獲得スキームを構築するほか、住宅ローン困窮者向けなど顧客ニーズの開拓を推進する。併せて、その他不動産事業で入口(資金ニーズ)と出口(不動産処分)の事業間シナジーを強化する。
(3) 高収益体質化の促進
DX推進による業務効率化、成長強化事業への投資拡大、事業ポートフォリオの最適化を推進することで、高収益体質化を促進していく。
なお、フロー事業については横ばいの計画だ。不動産流通事業は2025年6月期に売上高20.4億円(2022年6月期比12.2%減)、営業利益6.4億円(同12.3%減)、リフォーム事業は売上高27.0億円(同1.6%増)、営業利益2.3億円(同17.9%増)としている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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