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東京株式(大引け)=308円安と反落、値がさハイテク株など値を下げる

配信日時:2022/09/16 15:45 配信元:MINKABU
 16日の東京株式市場で日経平均株価は反落。前日の米国市場が下落したこともあり軟調展開で、値がさハイテク株などが売られた。  大引けの日経平均株価は前日比308円26銭安の2万7567円65銭。プライム市場の売買高概算は14億1756万株。売買代金概算は3兆4047億円となった。値上がり銘柄数は551と全体の約30%、値下がり銘柄数は1233、変わらずは53銘柄だった。  前日の米株式市場で米長期金利が上昇したことなどが警戒され、NYダウは反落。これを受けた東京市場も半導体関連など値がさハイテク株が軟調で、日経平均株価は反落した。来週は20~21日に米連邦公開市場委員会(FOMC)があるほか、東京市場は明日から3連休となることもあり、ポジション調整売りが優勢となった。海運や電気機器、機械などが売られる一方、銀行や保険、電力・ガスなどのセクターは買いが優勢だった。  個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>が安く、ソニーグループ<6758.T>や信越化学工業<4063.T>、HOYA<7741.T>が値を下げた。トヨタ自動車<7203.T>やホンダ<7267.T>が安く、日本郵船<9101.T>や商船三井<9104.T>が軟調。キーエンス<6861.T>やSMC<6273.T>が売られた。  半面、米長期金利上昇を受け三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>がしっかり。ソフトバンクグループ<9984.T>や日立金属<5486.T>、JR東日本<9020.T>、関西電力<9503.T>が買われた。ANYCOLOR<5032.T>やINTLOOP<9556.T>、HOUSEI<5035.T>など中小型の材料株が商いを伴い値を上げた。 出所:MINKABU PRESS

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