みんかぶニュース 市況・概況

東京株式(大引け)=149円高と続伸、値がさ株など買い優勢に

配信日時:2022/09/09 15:44 配信元:MINKABU
 9日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。値がさ株などが上昇し、全体相場は買い優勢の展開となった。  大引けの日経平均株価は前日比149円47銭高の2万8214円75銭。プライム市場の売買高概算は12億2470万株。売買代金概算は3兆1436億円と先物のメジャーSQもあり商いは膨らんだ。値上がり銘柄数は1205と全体の約66%、値下がり銘柄数は535、変わらずは97銘柄だった。  前日の米株式市場では、NYダウが193ドル高と続伸。値頃感からの買いが入り、相場を押し上げた。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も堅調に推移した。一時200円を超す上昇となった。為替は円高方向に振れ自動車株の一角などが軟調だったが、ハイテク株などは引き続き買われた。通信、不動産などの内需株も底堅い値動きとなった。  個別銘柄ではファーストリテイリング<9983.T>やKDDI<9433.T>、キーエンス<6861.T>が高い。エムスリー<2413.T>や京セラ<6971.T>も値を上げた。レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>といった半導体関連株が買われ、日本郵船<9101.T>や商船三井<9104.T>など海運株もしっかり。三井不動産<8801.T>や三菱地所<8802.T>が値を上げ、塩野義製薬<4507.T>が堅調だった。  半面、任天堂<7974.T>やソニーグループ<6758.T>が安く、ダイキン工業<6367.T>や日立製作所<6501.T>が軟調。トヨタ自動車<7203.T>や日産自動車<7201.T>、スズキ<7269.T>が値を下げた。JR東日本<9020.T>やJR東海<9022.T>、日本航空<9201.T>など電鉄、空運株も軟調だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ