後場の寄り付き概況

後場の日経平均は296円安でスタート、郵船や商船三井などが下落

配信日時:2022/09/07 13:06 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27330.02;-296.49TOPIX;1910.11;-16.47


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比296.49円安の27330.02円と、前引け(27362.83円)から下げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は27300円~27380円のレンジで弱含み。ドル・円は1ドル=143.90~144.00円と午前9時頃から80銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況では上海総合指数がもみ合いとなっている一方、香港ハンセン指数は大幅に下落。レイバーデー明け、前日の米国市場では長期金利が急伸、株式が下落したことで本日の東京市場も売り優勢。時間外取引のナスダック100先物などが軟調に推移しているほか、香港ハンセン指数が大幅に下落していることもあり、日経平均は後場も軟調な展開が続いている。今晩には米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード副議長の発言なども控えており、タカ派発言への警戒感から上値の重い展開となっている。

 セクターでは海運、鉱業、石油・石炭上を筆頭にほぼ全面安。一方、保険、不動産の2業種のみが上昇。東証プライム市場の売買代金上位では郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の海運大手が揃って急落。レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>のハイテク株も軒並み安。ほか、メルカリ
<4385>、トヨタ自<7203>、日本電産<6594>、信越化<4063>、リクルートHD<6098>、INPEX<1605>なども大幅に下落している。
<CS>

Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

ニュースカテゴリ