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消費と企業は良好な状態、BoAなど米大手行のCEOが指摘

配信日時:2022/09/07 09:37 配信元:REUTERS

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米大手銀行の最高経営責任者(CEO)らは6日にニューヨークで開かれた会合で、米国の消費者と企業は引き続き良好な状態にあるとの見方を示した。

バンク・オブ・アメリカのブライアン・モイニハン最高CEOは、顧客が8月に前年より10%多く支出したと指摘、多くの顧客の口座残高は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準を上回っていると説明した。

トリスト・フィナンシャルのウィリアム・ロジャースCEOは「消費者と企業は良好な状態にある」と述べ、事業の状態はかつてないほど健全だとの見方を示した。

また、ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)傘下のシティ・ナショナル・バンクのケリー・コフィーCEOは、低失業率や堅調な住宅市場、カリフォルニア州の娯楽産業の回復は、景気が底堅いことを示していると指摘した。

地方銀行M&Tバンクのルネ・ジョーンズCEOは、政府のコロナウイルス禍での刺激策と堅調な雇用市場が、引き続き消費者金融を底上げしていると語った。

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