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海運マースク、ロシア港湾運営会社の株式売却で合意 関係解消

配信日時:2022/08/30 07:29 配信元:REUTERS

[コペンハーゲン 29日 ロイター] - デンマークの海運大手・APモラー・マースクは29日、保有するロシアの港湾運営グローバル・ポーツ・インベストメント(GPI)の株式30.75%をロシア最大のコンテナ輸送会社、デロ・グループに売却することで合意したと発表した。

株式売却後、マースクの港湾運営部門・APMターミナルズは「ロシアで事業を行う、あるいは同国の資産を持ついかなる主体とも関係がなくなる」と説明した。

マースクはウクライナ侵攻を受けてロシア事業からの撤退を決めており、3月にグローバル・ポーツ株の売却先の選定を開始していた。デロ・グループはグローバル・ポーツ株30.75%を既に保有している。

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