Reuters Japan Online Report Business News

ギャップ、通期予想撤回 オールドネイビー販売不振と在庫増加で

配信日時:2022/08/26 05:57 配信元:REUTERS

[25日 ロイター] - 米カジュアル衣料品大手ギャップは25日、2022年の通期見通しを撤回した。高インフレを受けて裁量的な分野への消費が減少し、在庫が増加する一方、傘下ブランド「オールドネイビー」の販売不振が影響した。

5月時点では、調整後1株利益で0.30─0.60ドル、売上高で1桁台前半から半ばの減少を見込んでいた。

第2・四半期決算は4900万ドル(1株当たり0.13ドル)の純損失を計上。前年同期は2億5800万ドル(同0.67ドル)の純利益だった。

第2・四半期末の在庫は前年同期比37%増加。在庫減損費用として5800万ドルを計上した。

全体の売上高は38億6000万ドルと市場予想の38億2000万ドルを上回った。オールドネイビーの売上高が13%減少した一方、スーツ、ドレス、スカートを販売する「バナナ・リパブリック」の売上高が9%増加した。

ニュースカテゴリ