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独輸出企業にコスト上昇圧力、上期700億ユーロの負担=商工会議所

配信日時:2022/08/25 09:58 配信元:REUTERS

[ベルリン 24日 ロイター] - ドイツ商工会議所連合会は24日、同国の輸出企業は「極度のコスト上昇圧力」に直面しており、生産者価格と輸入価格の高騰により、今年上半期に700億ユーロ(690億ドル)の追加コストが生じたとの分析をまとめた。

商工会議所の調査や集計によると、ドイツの企業は上期に輸出品の価格を14.7%引き上げたが、生産者物価と輸入物価はその約2倍のペースで上昇した。

商工会議所の外国貿易担当責任者、フォルカー・トライア氏はロイターに対し、対外貿易が極端なコスト上昇圧力にさらされる状態は今後数カ月続くと予想した。

ドイツの上半期の輸出はロシアのウクライナ侵攻、供給制約、中国のロックダウン(都市封鎖)による悪影響にもかかわらず、13%増加した。

しかし、商工会議所の算出では、インフレ調整後の輸出額は1.5%減とマイナスだった。

「つまりドイツの対外貿易はすでに後退局面にあるという意味だ」とトライア氏は語った。

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