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ブルーベルのリシュモン取締役候補、グラス・ルイスが反対推奨

配信日時:2022/08/24 18:52 配信元:REUTERS

[チューリッヒ 24日 ロイター] - スイスの高級ブランド大手リシュモンに対し英投資会社ブルーベル・キャピタル・パートナーズが取締役の受け入れを求めている問題で、米議決権行使助言会社グラス・ルイスは、ブルーベルの提案に反対することを推奨した。

アクティビスト(物言う株主)として知られるブルーベルは、イタリアの高級ブランド、ブルガリの元トップでブルーベルの共同創業者フランチェスコ・トラパニ氏をA株(上場株)の取締役候補に擁立した。

「カルティエ」などを傘下に持つリシュモンは先週、ブルーベルの提案に反対するよう株主に呼びかけ、代わりに社外取締役のウェンディ・ルハベ氏を充てることを提案した。

グラス・ルイスは声明で「ルハベ氏がA株の代表として指名されたことで、リシュモンのガバナンス上の問題が全て解決するわけではない」としながらも、スイスの法律などに照らして合理的な解決策と指摘した。

さらなる進展がなければ、ブルーベルの提案を支持する十分な理由は存在しないとした。

同社の提案は9月7日の年次株主総会に提出される予定。

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