相場概況
日経平均は反落、1カ月ぶり高水準の米長期金利を嫌気し29000円割れ
配信日時:2022/08/18 15:39
配信元:FISCO
日経平均は反落。17日の米株式市場でダウ平均は172ドル安と6日ぶりに反落。英国のインフレ率が40年ぶりの高水準となったほか、1カ月ぶりに一時2.9%台に乗せた米10年債利回りの上昇が嫌気された。連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、参加者が過剰な引き締めリスクに言及したことが明らかになり、ハト派と捉える動きから金利が伸び悩んだことで、終盤にはやや下げ幅を縮小した。ナスダック総合指数は-1.25%と続落。日経平均は265.37円安の28957.40円からスタート。朝方は売りが先行し、一時28846.52円(376.25円安)まで下落。一方、ナスダック100先物の下げが限定的だったことで、その後は下げ渋り、前引けにかけては一時28999.64円まで戻した。ただ、心理的な節目の手前で失速すると、その後は軟調なアジア市況もあり、大引けまで28900円台でのもみ合いが続いた。
大引けの日経平均は前日比280.63円安の28942.14円となった。東証プライム市場の売買高は9億8793万株、売買代金は2兆3080億円だった。セクターでは精密機器、輸送用機器、不動産が下落率上位となった一方、鉱業、電気・ガス、その他製品が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の70%、対して値上がり銘柄は26%となった。
個別では、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、信越化学<4063>など値がさ株のほか、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、SMC<6273>のFA関連株などの下落が大きめ。円安進行の一服でトヨタ自<7203>、日産自<7201>など輸送用機器も大幅安。リクルートHD<6098>、ベイカレント<6532>などのグロース(成長)株が崩れており、東証プライム市場の下落率上位にはネットプロHD<7383>、SREHD<2980>、ラクス<3923>、マネーフォワード<3994>などの中小型株グロース株が並んだ。米アナログ・デバイセズの決算を受けたフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の大幅安を嫌気し、アドバンテスト<6857>、スクリン<7735>などの半導体関連も軒並み安。配当権利落ちの西松屋チェーン<7545>も大きく売られた。
一方、レーザーテック<6920>、外資証券が目標株価を引き上げた新光電工<6967>が逆行高。任天堂<7974>が買われ、メルカリ<4385>は切り返して大幅高。米エネルギー情報局(EIA)の統計で、原油の週間在庫の減少や原油輸出の増加が確認されたことで、石油資源開発<1662>、INPEX<1605>が堅調で、資源関連では大阪チタニウム<5726>
が高い。連日でストップ高となっていたアイスタイル<3660>は本日も急騰。米シスコが好決算を発表したことで、パートナーを務めるネットワンシステムズ<7518>が大きく買われた。東証プライム市場の上昇率上位にはリブセンス<6054>、光通信<9435>、イリソ電子<6908>のほか、エフオン<9514>、エンビプロHD<5698>、松田産業<7456>などの脱炭素関連が入った。
<YN>
大引けの日経平均は前日比280.63円安の28942.14円となった。東証プライム市場の売買高は9億8793万株、売買代金は2兆3080億円だった。セクターでは精密機器、輸送用機器、不動産が下落率上位となった一方、鉱業、電気・ガス、その他製品が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の70%、対して値上がり銘柄は26%となった。
個別では、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、信越化学<4063>など値がさ株のほか、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、SMC<6273>のFA関連株などの下落が大きめ。円安進行の一服でトヨタ自<7203>、日産自<7201>など輸送用機器も大幅安。リクルートHD<6098>、ベイカレント<6532>などのグロース(成長)株が崩れており、東証プライム市場の下落率上位にはネットプロHD<7383>、SREHD<2980>、ラクス<3923>、マネーフォワード<3994>などの中小型株グロース株が並んだ。米アナログ・デバイセズの決算を受けたフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の大幅安を嫌気し、アドバンテスト<6857>、スクリン<7735>などの半導体関連も軒並み安。配当権利落ちの西松屋チェーン<7545>も大きく売られた。
一方、レーザーテック<6920>、外資証券が目標株価を引き上げた新光電工<6967>が逆行高。任天堂<7974>が買われ、メルカリ<4385>は切り返して大幅高。米エネルギー情報局(EIA)の統計で、原油の週間在庫の減少や原油輸出の増加が確認されたことで、石油資源開発<1662>、INPEX<1605>が堅調で、資源関連では大阪チタニウム<5726>
が高い。連日でストップ高となっていたアイスタイル<3660>は本日も急騰。米シスコが好決算を発表したことで、パートナーを務めるネットワンシステムズ<7518>が大きく買われた。東証プライム市場の上昇率上位にはリブセンス<6054>、光通信<9435>、イリソ電子<6908>のほか、エフオン<9514>、エンビプロHD<5698>、松田産業<7456>などの脱炭素関連が入った。
<YN>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況