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三菱商、サハリン2投資価値を811億円減額 決算は純利益2.8倍

配信日時:2022/08/02 14:45 配信元:REUTERS

[東京 2日 ロイター] - 三菱商事は2日、極東ロシアの液化天然ガス(LNG)事業「サハリン2」で、6月30日にロシア大統領令が発出されたのを踏まえて、新たに投資価値を811億円減額した。

5月に、投資価値を500億円減額し、ロシア関連全体で2022年3月期に約130億円の損失を計上した。23年3月期の業績予想に200億円の利益の下振れを織り込んでいる。

2022年4─6月期の連結純利益(国際会計基準)は前年同期比2.8倍の5339億円だったと発表した。

23年3月通期の連結純利益8500億円(前期比9.3%減)とする期初計画を据え置いた。IBESがまとめたアナリスト11人による連結純利益の予想平均値は1兆0400億円だった。

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