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〔情報BOX〕パウエル米FRB議長の会見要旨

配信日時:2022/07/28 04:25 配信元:REUTERS

[27日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は26─27日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を75ベーシスポイント(bp)引き上げ、2.25─2.50%とした。

パウエルFRB議長がFOMC後に行った会見の内容は以下の通り。

*インフレ低下へ迅速に行動

*断固としてインフレ低下させる

*米経済は底堅く推移

*インフレ抑制が不可欠

*労働市場は著しく引き締まり、物価は高すぎる

*バランスシートを大幅に縮小するプロセスを継続

*消費者支出の伸びは著しく鈍化、金融状況の引き締まりを一部反映

*企業の設備投資、第2・四半期に減少のもよう

*賃金の伸びは高止まり

*雇用の伸び鈍化も、なお堅調

*労働力需要は非常に旺盛、供給は引き続き抑制されている

*インフレ率は目標を大幅に上回る

*労働市場の状況、底堅い総需要を示唆

*広範な物価上昇圧力が存在

*一部の商品価格は下落、物価上昇圧力はなお存在

*インフレリスクを注視

*バランスシートの縮小、重要な役割を果たす

*今後数カ月、インフレ低下を示す説得力ある証拠探る

*利上げペースはデータや経済見通し次第

*次回会合で追加大幅利上げが適切の可能性、データ次第

*FRBは可能な限り明確なコミュニケーションを取る

*金利がより抑制的な水準となれば、利上げペースを減速させることが適切となる公算

*経済はしばしば予想外の動きとなり、さらなるサプライズが待ち受けている可能性も

*機敏に対応する必要

*不確実性を高めぬよう尽力

*物価安定達成に向けたプロセス、低成長や労働市場の軟化を伴う公算大きく、一定期間トレンド経済成長率を下回ると想定

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