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米外為市場サマリー:米金利上昇を受け一時136円10銭をつける場面も

配信日時:2022/07/08 08:02 配信元:MINKABU
 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=136円01銭前後と前日に比べて6銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=138円17銭前後と同20銭強のユーロ安・円高だった。  米景気の減速懸念などから135円56銭まで下押す場面があったものの、その後は東京市場でつけた安値135円55銭が意識されるかたちで持ち直した。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が7月会合での0.75%の利上げを支持する考えを示したほか、米セントルイス地区連銀のブラード総裁が講演で「FRBが高水準のインフレ率を引き下げるために金利を大幅に引き上げても米経済は今年も成長を続けるだろう」と述べたことなどを背景に、米長期金利が上昇したこともドルの支援材料となり、一時136円10銭まで上伸した。一方、欧州中央銀行(ECB)が公表した理事会の議事要旨(6月8~9日開催分)で、大半のメンバーが7月は0.25%の利上げにとどめるべきとしていたことが分かったため、大幅利上げを進めるFRBとの差が意識されユーロは軟調だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0160ドル前後と前日に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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