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午後:債券サマリー 先物は続伸、米金利低下が追い風

配信日時:2022/07/04 15:51 配信元:MINKABU
 4日の債券市場で、先物中心限月9月限は続伸。米景気の減速懸念などを背景に、前週末の米長期債相場が4日続伸(金利は低下)したことが追い風となった。  米サプライマネジメント協会(ISM)が1日に発表した6月の米製造業景況感指数は53.0と2020年6月以来の低水準となり、市場予想(54.9程度)も下回った。これを受けて同日の米長期金利が一時2.79%と5月31日以来の水準まで低下した流れが東京市場に波及し、債券先物は午前に149円20銭台に上伸する場面があった。ただ、午後に入ると今晩の米市場が独立記念日の祝日で休場となることや、あす5日に財務省が10年債入札を予定していることから模様眺めムードが広がり伸び悩んだ。  先物9月限の終値は前週末比6銭高の148円96銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、一時0.205%まで低下したが、その後は0.215%(前週末比横ばい)で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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