米ディズニー、10年ぶりの新クルーズ船　「新しい体験創出」

［ポートカナベラル（米フロリダ州）　２９日　ロイター］ - 米ウォルト・ディズニーのボブ・チャペック最高経営責任者（ＣＥＯ）は２９日、同社として１０年ぶりの新クルーズ船「ディズニー・ウィッシュ」を公表した。定員は４０００人。

チャペック氏は式典で「（ディズニーの）素晴らしいキャラクターと物語、技術を組み合わせ、全く新しい体験を生み出す」と述べた。

クルーズ事業はテーマパーク・体験・製品部門の一角をなす。同部門の２０２２年度上半期営業利益は４２億ドルと、前年同期（５億３５００万ドルの赤字）から黒字転換した。

ディズニーはクルーズ事業の収益を公表していないが、チャペック氏は１１月、「２桁の投資リターン」があると述べている。

同社にとってディズニー・ウィッシュは５隻目のクルーズ船で、２５年までにさらに２隻が納入される見通しという。