寄り付き概況

日経平均は193円高でスタート、ソフトバンクGやトヨタなどが上昇

配信日時:2022/06/20 09:22 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26156.62;+193.62TOPIX;1845.98;+10.08


[寄り付き概況]

 6月20日の日経平均は前週末比193.62円高の26156.62円と反発でスタート。17日の米国市場でダウ平均は38.29ドル安の29888.78ドル、ナスダックは152.25ポイント高の10798.35で取引を終了。連日の急落を受けた下げ過ぎ感から買い戻しが先行したが、金利が再び上昇したことや原油価格の下落が重しとなった。また、連休を控えた調整や株価指数先物、オプション、個別株オプションなどの決済期日だったことからSQに絡んだ需給が中心。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の25930円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均はやや買い先行で取引を開始。直近の大幅な下げに伴う自律反発の面もあろう。ただし、20日の米国市場が奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日で休場となることから、海外勢のフローは限られるため、買い一巡後はこう着感が強まりやすく、寄り付き後は徐々に上げ幅を縮めている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、INPEX<1605>、三菱重<7011>、楽天グループ<4755>などが下落する反面、ソフトバンクG<9984>、ソニーグループ<6758>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、リクルートHD<6098>などが上昇。業種別では、空運、輸送用機器、ゴム製品などが上昇率上位で推移。

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