１５日の米株式市場の概況、０．７５％利上げもＮＹダウは３０３ドル高と上昇

　１５日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比３０３．７０ドル高の３万０６６８．５３ドルと６日ぶりに反発した。 　 　米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）では０．７５％の利上げが決定された。上げ幅は１９９４年１１月売以来、２７年７カ月ぶりの大きさとなった。ただ、市場では０．７５％の利上げは織り込まれており、買い戻しの動きが強まるなかＮＹダウは一時６００ドルを超える上昇となる場面があった。ハイテク株などが買われ、ナスダック指数も急伸した。テスラ＜TSLA＞やアップル＜AAPL＞、アマゾン＜AMZN＞が高く、エヌビディア＜NVDA＞やインテル＜INTC＞が上昇した。ボーイング＜BA＞やウォルト・ディズニー＜DIS＞、GM＜GM＞、アメリカン航空＜AAL＞といった景気敏感株も買われた。半面、エクソン・モービル＜XOM＞やシェブロン＜CVX＞など原油株が安く、P&G＜PG＞やフィリップモリスインターナショナル＜PM＞、ベライゾン・コミュニケーションズ＜VZ＞が値を下げた。 　ナスダック総合株価指数は、２７０．８１０ポイント高の１万１０９９．１５５と続伸した。出来高概算は、ニューヨーク市場が１３億５２０５万株だった。 出所：MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.