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東京株式(前引け)=大幅続落、欧米株急落受けリスク回避の売り続く

配信日時:2022/06/14 11:47 配信元:MINKABU
 14日前引けの日経平均株価は前営業日比540円62銭安の2万6446円82銭と大幅続落。前場のプライム市場の売買高概算は6億736万株、売買代金概算は1兆4896億円。値上がり銘柄数は231、対して値下がり銘柄数は1543、変わらずは64銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は前日の欧米株が全面安となったことを受け、引き続きリスク回避の売り圧力が強く、日経平均は大幅続落を余儀なくされた。一時600円以上の下げで2万6300円台まで水準を切り下げる場面もあった。米インフレ懸念が高まるなか、FRBによる金融引き締め強化に対する警戒感が根強い。前日の米国株市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の下げが際立ったこともあり、これを受け半導体関連株などの下げ圧力が強まった。また、空運や不動産株も売りが目立ち、全体相場の下落を助長している。個別ではプライム市場全体の84%の銘柄が下落している。  個別ではソフトバンクグループ<9984.T>が安く、東京エレクトロン<8035.T>も下落した。ソニーグループ<6758.T>が軟調、三井ハイテック<6966.T>、三菱重工業<7011.T>も売りに押された。ファーストリテイリング<9983.T>も下落した。Hamee<3134.T>が急落、ラクスル<4384.T>、スノーピーク<7816.T>なども大幅安。半面、売買代金トップのレーザーテック<6920.T>がプラス圏で引け、日本郵船<9101.T>、川崎汽船<9107.T>などもしっかり。三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>も買いが優勢だった。グッドコムアセット<3475.T>が大幅高、鳥貴族ホールディングス<3193.T>も値を上げた。 出所:MINKABU PRESS

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