１３日の米株式市場の概況、ＮＹダウは８７６ドル安で年初来安値更新

　１３日の米株式市場では、ＮＹダウが前週末比８７６．０５ドル安の３万５１６．７４ドルと大幅に４日続落し年初来安値を更新した。 　 　１４～１５日の米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）では０．５％の利上げが有力視されているが、１０日に発表された米５月消費者物価指数（ＣＰＩ）が予想を上回る上昇を記録したことで市場の一部には０．７５％利上げの観測も浮上。米１０年債利回りは一時３．４％台と２０１１年以来の水準に上昇し、ＮＹダウも一時、１０００ドル超の下落となる場面があった。ハイテク株を中心に相場は全面安となった。テスラ＜TSLA＞やアップル＜AAPL＞、アマゾン＜AMZN＞が安く、エヌビディア＜NVDA＞やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ＜AMD＞、インテル＜INTC＞といった半導体関連株が下落。エクソン・モービル＜XOM＞やシェブロン＜CVX＞など石油株も安い。コインベース・グローバル＜COIN＞が急落し、ウォルト・ディズニー＜DIS＞やビザ＜V＞も値を下げた。半面、マクドナルド＜MCD＞やドミノ・ピザ＜DPZ＞、CMEグループ＜CME＞が高い。 　ナスダック総合株価指数は、５３０．７９９ポイント安の１万８０９．２２５と４日続落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が１２億２４６３万株だった。 出所：MINKABU PRESS

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