寄り付き概況

日経平均は211円安でスタート、ソフトバンクGやソニーグループなどが下落

配信日時:2022/06/06 09:34 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27549.64;-211.93TOPIX;1919.64;-13.50


[寄り付き概況]

 6月6日の日経平均は前週末比211.93円安の27549.64円と反落でスタート。3日の米国市場でダウ平均は348.58ドル安の32899.70ドル、ナスダックは304.16ポイント安の12012.73で取引を終了。朝方発表された5月雇用統計で非農業部門雇用者数が39万人の増加と、増加幅が市場予想(31万人増)を上回ったことで連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な利上げが警戒された。長期金利が上昇し、割高感が意識されやすいハイテク株を中心に売りが加速。主要株式指数は終日軟調に推移した。

 シカゴ日経225先物清算値は大阪比215円安の27575円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から本日の日経平均は売り先行で取引を開始。ただし、先週末には4月21日の戻り高値を突破したことから、利食いの動きが出やすいところでもあり、想定の範囲内だろう。週末にメジャーSQを控えていることもあり、やや動きにくい面もあるが、売り一巡後の底堅さに期待する声も聞かれている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ソニーグループ<6758>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>、ZHD<4689>、ベイカレント<6532>などが下落する反面、INPEX<1605>や第一三共<4568>、ENEOS<5020>、東邦チタニウム<5727>などが上昇。業種別では、サービス、電気機器、輸送用機器などが下落率上位で推移。

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