２日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は４３５ドル高と３日ぶりに大幅反発

　２日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比４３５．０５ドル高の３万３２４８．２８ドルと３日ぶりに大幅反発した。 　 　この日発表された米ＡＤＰ雇用統計は市場予想を下回り、米金融引き締めへの警戒感が後退した。米長期金利が小幅に低下するなか、ハイテク株を中心に買いが流入しＮＹダウ、ナスダック指数ともに上昇した。マイクロソフト＜MSFT＞が業績予想を下方修正したことが警戒され、ＮＹダウは朝方に値を下げたが売り一巡後は買いが膨らんだ。ＯＰＥＣプラスで原油の増産拡大が合意されたことも好感されたが、規模は限られ原油価格は上昇した。テスラ＜TSLA＞やアマゾン＜AMZN＞、メタ・プラットフォームズ＜FB＞（旧フェイスブック）が高く、エヌビディア＜NVDA＞やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ＜AMD＞といった半導体株が急伸した。ウォルト・ディズニー＜DIS＞やコストコ・ホールセール＜COST＞、ホーム・デポ＜HD＞といった消費関連株も高い。半面、エクソン・モービル＜XOM＞やシェブロン＜CVX＞が小幅安となり、ベライゾン・コミュニケーションズ＜VZ＞やジョンソン・エンド・ジョンソン＜JNJ＞、メルク＜MRK＞、アムジェン＜AMGN＞が値を下げた。 　ナスダック総合株価指数は、３２２．４３８ポイント高の１万２３１６．８９８と３日ぶりに反発した。出来高概算は、ニューヨーク市場が９億８０９万株だった。 出所：MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.