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ECB、中立水準への利上げ目指すべきではない=パネッタ専務理事

配信日時:2022/05/25 16:45 配信元:REUTERS

[フランクフルト 25日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のパネッタ専務理事は講演で、ECBは段階的に金融緩和を解除すべきだが、政策の正常化と金利を中立水準に戻すことを同一視すべきではないと述べた。

「『正常化タントラム』のリスクを回避する必要がある。正常とは中立を意味しない。正常化のプロセスは、自然利子率や中立金利など、観測できない参照値に照らし合わせて評価すべきではない」と発言。

正常化は、インフレという観点から判断する必要があり、インフレ率をECBの目標である2%付近に固定させることを目指すべきだと述べた。

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