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東京株式(前引け)=小幅続伸、気迷いムードで上値重い展開に

配信日時:2022/05/17 11:48 配信元:MINKABU
 17日前引けの日経平均株価は前営業日比53円98銭高の2万6601円03銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は6億7468万株、売買代金概算は1兆4392億円。値上がり銘柄数は975、対して値下がり銘柄数は784、変わらずは74銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株市場が高安まちまちだったことから、目先気迷いムードで方向感の見えにくい地合いとなったが、下値では押し目買いニーズが強くプラス圏で推移する時間が長かった。好決算銘柄などを中心に買いが入り全体相場を支えた。一方、原油市況の高騰などが企業業績に与える影響なども警戒され、上値の重い展開を強いられた。結局、日経平均は50円あまりの上昇で前場の取引を終えた。値上がり銘柄数は全体の53%にとどまっている。  個別では日本郵船<9101.T>、川崎汽船<9107.T>など海運株への買いが目立っているほか、三井松島ホールディングス<1518.T>は出来高を伴い続急騰、INPEX<1605.T>も値を上げた。ファーストリテイリング<9983.T>がしっかり、任天堂<7974.T>も上昇した。日医工<4541.T>がストップ高で切り返し、レオパレス21<8848.T>も大商いで値を飛ばした。半面、売買代金首位のレーザーテック<6920.T>が軟調、アサヒグループホールディングス<2502.T>は急落した。SUMCO<3436.T>が安く、ベイカレント・コンサルティング<6532.T>も売りが優勢だった。クロス・マーケティンググループ<3675.T>、マネーフォワード<3994.T>は大幅安。 出所:MINKABU PRESS

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