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米景気後退は「極めて高いリスク要因」=ゴールドマン前CEO

配信日時:2022/05/16 08:58 配信元:REUTERS

[ワシントン 15日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスのロイド・ブランクファイン前最高経営責任者(CEO)は15日、米連邦準備理事会(FRB)がインフレに対応して利上げを続ける中、米国はリセッション(景気後退)に陥るリスクがあるとの見解を示した。

米CBSテレビの番組で、リセッションは「極めて高いリスク要因」だとし、回避は「狭き道」だと指摘。しかし「FRBは非常に強力な手段を有している。きめ細かく対応するのは難しく、早期に効果が出て方針が変更されると予想するのは難しいが、よく対応していると思う」と述べた。

また、インフレについてパウエルFRB議長の見解に賛同するとし、経済が現在耐えているインフレの悪影響は根強く残ると予想した。所得で下位4分の1の階層をはじめ、個人にとってインフレは耐え難いものになると分析した。

ブランクファイン氏は金融危機時を含む2006年から18年までゴールドマンのCEOを務め、現在は上級会長。

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